サン・ロレンソ戦に出場した岩田(右) [写真]=FIFA via Getty Images
FIFAクラブ・ワールドカップの準決勝が17日に行われ、南米王者のサン・ロレンソと、DF岩田卓也が所属するオセアニア王者のオークランド・シティが対戦した。
試合は前半終了間際に動く。左サイドからの折り返しをペナルティーエリア内で受けたパブロ・バリエントスが、ワントラップしてシュート。サン・ロレンソが先制ゴールを奪った。
しかし、オークランド・シティも後半に反撃。67分、スルーパスに抜け出したライアン・デ・フリースはシュートを打てなかったが、こぼれ球をアンヘル・ベルランガが押し込んで同点に追いついた。その後は、互いに得点を決めることができず、試合は延長戦に突入する。
すると93分、サン・ロレンソはマウロ・マトスのゴールで勝ち越しに成功。リードを許したオークランド・シティは最後まで得点を奪いにいったが、試合はそのまま終了となり、サン・ロレンソが2-1で勝利を収めた。なお、岩田はフル出場している。
サン・ロレンソは20日に行われる決勝で、クラブ世界一をかけて欧州王者レアル・マドリードと激突。一方、敗れたオークランド・シティは、同日に行われる3位決定戦で北中米カリブ海王者のクルス・アスルと対戦する。
【スコア】
サン・ロレンソ 2-1 オークランド・シティ
【得点者】
1-0 45+2分 パブロ・バリエントス(サン・ロレンソ)
1-1 67分 アンヘル・ベルランガ(オークランド・シティ)
2-1 93分 マウロ・マトス(サン・ロレンソ)