オークランド・シティ戦の先制点を挙げた皆川(奥)[写真]=Getty Images
サンフレッチェ広島は、10日に行われたFIFAクラブワールドカップ2015の開幕戦でDF岩田卓也の所属するオークランド・シティを2-0で下し、準々決勝進出を決めた。
広島は、FW佐藤寿人、FWドウグラス、MFミキッチらを温存し、FW皆川佑介、FW浅野拓磨、MF丸谷拓也らを先発に起用。開始8分にMF野津田岳人のミドルシュートがこぼれたところを皆川が押し込んで先制に成功すると、69分にDF塩谷司が貴重な追加点をマークし、開幕戦を制した。
「前日練習で初めて知った」という先発起用にゴールで応えた皆川は、「正直、驚いたけど、やっと来たかという感じ。キックオフまでの間にコンディションとメンタルを整えていた。今シーズンはなかなか出番を勝ち取ることができず、ウズウズしていた」と語った。
先制点のシーンに関しては、「岳人がシュートを打つ時は何かが起こると思っていた。今日は雨でスリッピーだったので、そこは常に狙っていた」と、狙い通りの形だったことを明かした。
11月28日には第一子となる長女が誕生。「妻と子供が頑張ってくれたから、次は自分が頑張る番だと思って挑んだ」と、試合へ向けた思いを振り返った。広島は、13日に大阪長居スタジアムで行われる準々決勝でアフリカ代表のマゼンベ(コンゴ民主共和国)と対戦する。
By サッカーキング編集部
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