途中出場から得点を奪った赤崎(上)と金崎(下) [写真]=FIFA via Getty Images
FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016開幕戦が8日に行われ、開催国代表の鹿島アントラーズはオセアニアサッカー連盟代表のオークランド・シティに2-1で勝利した。試合後、途中出場からゴールを奪ったFW赤崎秀平がコメントを残している。
赤崎は1点のビハインドを負った54分にファブリシオとの交代でピッチに登場。すると67分、MF永木亮太からのパスに右足を振り抜き、同点ゴールを記録した。その後、FW金崎夢生の得点で逆転に成功した鹿島は、オークランド・シティに2-1で勝利して、準々決勝へ駒を進めている。
赤崎は「ハーフタイムの時点で監督から『途中から行く』と言われていましたし、前半を見ていてシュートが少なかったので、自分が入ったら積極的にシュートを打って、もうちょっと決定機を多く作りたいと思って試合に入りました」と、ピッチに送り出された時の心境を明かした。得点シーンに関しては「折り返しが来るだろうと思ってポジショニングを取りましたし、GKとDF1人の動きを見て逆サイドに決めるだけでした」と振り返っている。
2016明治安田生命J1リーグでは、シーズンを通して2ゴールのみと成績が伸び悩んでいた同選手だが「柳沢敦コーチと2人でいいトレーニングをずっと続けてこれましたし、点が獲れない時もいろいろな人がずっと応援してくれて、それが支えになって、いいところで点を取れたかなと思っています」と、支えてくれた人への感謝を述べた。
次戦は11日にアフリカサッカー連盟代表のマメロディ・サンダウンズと準々決勝を戦う。赤崎は「鹿島アントラーズの強さを世界に向けて発信したいですし。今日よりももっといいゲームをしたいと思っています。どんな展開であれ、途中から出た選手が展開を大きく動かすと思うので、次の試合もそういう部分が重要かなと思います」と、勝利を狙っていくことを宣言している。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト