ヘディングシュートを決めたロメロ [写真]=Getty Images
FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016準々決勝が11日に行われ、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制したアジア王者の全北現代モータース(韓国)とCONCACAFチャンピオンズリーグを制した北中米カリブ海王者のクラブ・アメリカ(メキシコ)が対戦した。
今シーズンのACL決勝で、アル・アイン(アラブ首長国連邦/UAE)を破り10年ぶりに大会を制した全北現代。アジア王者として、クラブワールドカップに2年連続3回目の出場となるクラブ・アメリカと激突した。両クラブは2006年大会にも戦っており、当時はクラブ・アメリカが勝利している。
全北現代はスタメンに、かつて日本でもプレーしたDFキム・チャンス、MFキム・ボギョン、FWエドゥらを起用。対するクラブ・アメリカは、昨年の大会でゴールを決めたFWオリベ・ペラルタらが先発となった。
試合立ち上がりからペースを握ったのはクラブ・アメリカ。それでも、全北現代がワンチャンスを活かして先制に成功する。23分、左サイドを駆け上がったパク・ウォンジェが低弾道のクロスを上げると、エリア内でフリーとなったキム・ボギョンが左足でミート。ボールはゴール右下に吸い込まれた。
1点を追うクラブ・アメリカは31分、全北現代GKホン・ジョンナムのキックミスを敵陣で拾い、シルビオ・ロメロがピッチ中央へ持ち運んで右足を振りぬく。しかしGKホン・ジョンナムがわずかにボールへ触りコースを変えると、シュートはクロスバーに直撃してゴールには至らなかった。
38分、全北現代はキム・ボギョンがエドゥとのパス交換でエリア内へ進入。そのまま左足でゴールを狙った。しかしボールはポスト右へ外れ、追加点とはならない。前半はこのまま1-0の全北現代リードで終える。
後半に入って47分、全北現代はキム・チャンスのクロスボールをエリア内でトラップしたイ・ジェソンが反転してシュート。しかしここはクラブ・アメリカの守備陣が体を張ったシュートブロックを見せ、得点を与えなかった。
一方のクラブ・アメリカは58分、左サイドのミカエル・アロージョが上げたクロスボールにロメロがヘディングシュート。するとボールはGKホン・ジョンナムを弾きながらもネットを揺らし、試合が振り出しに戻った。
同点に追いつかれた全北現代は66分、レオナルドを投入して勝ち越しゴールを目指す。
それでも74分、クラブ・アメリカはCKがファーサイドへ流れたところをロメロが右足でボレーシュート。するとボールはキム・シンウクの足に当たり、ゴール右隅に流れ込んだ。クラブ・アメリカが逆転に成功する。
直後の76分、全北現代はエドゥを下げ、イ・ドングクをピッチへ送り込んだ。
すると84分、レオナルドのクロスにキム・シンウクとイ・ドングクが飛び込んだ。しかしボールには触れられず、シュートに持ち込むことはできなかった。
結局、全北現代は後半アディショナルタイム5分に獲得したFKからも得点を奪うことはできず、試合はこのままタイムアップ。クラブ・アメリカがロメロの活躍で逆転勝利を収めた。
勝利したクラブ・アメリカは、15日に横浜国際総合競技場でヨーロッパ王者のレアル・マドリード(スペイン)と対戦する。一方、敗れた全北現代は14日開催の5位決定戦にまわることとなった。
【得点者】
1-0 23分 キム・ボギョン(全北現代)
1-1 58分 シルビオ・ロメロ(クラブ・アメリカ)
1-2 74分 シルビオ・ロメロ(クラブ・アメリカ)
By サッカーキング編集部
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