好セーブ連発でチームを救ったGK曽ヶ端準 [写真]=兼子愼一郎
FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016準々決勝が11日に行われ、開催国代表の鹿島アントラーズ(日本)は、アフリカサッカー連盟代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)を2-0で下し、準決勝進出を果たした。
鹿島は前半、積極的に試合に入ったマメロディ・サンダウンズに押し込まれ、苦しい展開を強いられた。それでも、GK曽ヶ端準の好セーブなどでピンチを凌ぎ続けると、後半にMF遠藤康とFW金崎夢生がゴールを挙げて、アフリカ王者を下した。
勝利の立役者となった守護神・曽ヶ端は試合後、「なかなかリズムがつかめなかったというか、プレッシャーに押されてミスが目立った前半ではありました。そういう中で後ろの選手を含めて我慢強く前半を乗り切ることができたと思います」と振り返ると、奮闘したDF陣に称賛の言葉を送る。
「DFの選手がしっかり寄せて、相手もプレッシャーを受けながらのシュートだったので、僕が止めはしましたけど、そういう小さな積み重ねがないと、止めるのは難しい。しっかり我慢強く乗り切って、後半の点につながったと思います」
これでベスト4へと駒を進めた鹿島は、14日に南米王者のアトレティコ・ナシオナルと対戦する。曽ヶ端は、「やっぱり結果を残さないと次に進めないですし、より難しいプレッシャーのかかったゲームを経験することはできない。それがチームとしてすごく大事なことなので、次に進めたことはすごく大きいと思います」と準決勝進出を喜んでいる。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト