鹿島を初の決勝へ導いた石井正忠監督 [写真]=Getty Images
14日に行われたFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016準決勝で、開催国王者の鹿島アントラーズが南米王者アトレティコ・ナシオナルを下して、日本勢として初の決勝進出を決めた。
試合を見守った元日本代表DFの都並敏史さんは、開口一番「鹿島の戦略勝ち」と口火を切る。「石井監督が決めたゲームプランをしっかり選手が遂行した。前半、粘り強く耐えて、後半に相手が出てくるところを金崎の投入からスピードアップ。1回戦、準々決勝で見せていた形を準決勝でも見せた」と振り返り勝因を語った。
「アトレティコ・ナシオナルの3トップに対して、1対1ではなく2人を付けて2対1で守る形を徹底していた」と守備の局面についても言及。「小笠原を先発で起用して、相手のキーマンである10番マクネリ・トーレスのポジション取りを消していた。後半は永木を投入してパワーを維持する。石井監督の狙いは素晴らしい。おめでとう! 鹿島!」と手放しでたたえ、「サッカーは何が起きるか分からない」と締めた。
鹿島が待つ決勝進出を懸けた準決勝2試合目のクラブ・アメリカ対レアル・マドリードは、12月15日(木)よる7時から地上波日テレ系生中継される。
By サッカーキング編集部
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