延長戦の末、パチューカは準決勝敗退 [写真]=FIFA via Getty Images
FIFAクラブワールドカップ UAE 2017の準決勝が12日に行われ、本田圭佑が所属するパチューカ(北中米カリブ海王者)とグレミオ(南米王者)が対戦した。
本田は2戦連続でスタメン入り。4-3-3の右インサイドハーフに入った。グレミオからはブラジル代表経験を持つGKマルセロ・グロイやFWルアン、元パラグアイ代表のルーカス・バリオスらが先発に名を連ねた。
本田は試合序盤からミドルシュート、2列目からの飛び出しなどで存在感を見せる。前半終了間際にはパス交換からゴール前に突進。DFをはじき飛ばしながらペナルティエリアに侵入し、左足でシュートを放つが、戻ってきたグレミオDFにブロックされた。前半をスコアレスで折り返す。
後半はグレミオが押し込む展開が増える。CKからファーサイドにいたルアンの足元にボールがこぼれるが、押し込むことはできない。結局90分で決着がつかず、延長戦に突入した。そして95分についに試合が動く。グレミオが相手陣内深く左サイドでスローインを得る。受けたエベルトンが上手くDFと身体を入れ替えて前を向き、エリア内に入る。フェイントを入れてシュートコースを作り、右足を振り抜くとボールはゴール右上に突き刺さった。
これが決勝点となり、グレミオの決勝進出が決定。パチューカは3位決定戦に回ることになった。なお、本田はフル出場を果たした。
【得点者】
0-1 95分 エベルトン(グレミオ)
By サッカーキング編集部
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