クラブW杯決勝戦を前にインタビューに応じたジダン監督 [写真]=Getty Images
レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が16日に行われるFIFAクラブワールドカップ UAE 2017 南米王者グレミオ(ブラジル)との決勝を前にインタビューに応じ、対戦相手に警戒を見せた。アメリカメディア『ESPN』が15日付で伝えている。
クラブW杯準決勝が13日に開催され、レアル・マドリードは開催国王者のアル・ジャジーラ(UAE)と対戦。レアル・マドリードは前半に先制点を許すなど苦戦を強いられながらも、エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと復帰を果たしたウェールズ代表FWギャレス・ベイルの得点で何とか2-1で勝利した。
ジダン監督は苦戦した準決勝を振り返りながら、決勝についてもコメント。「五分五分の試合になるだろう」と展望を述べている。
「我々は準決勝でひどいプレーをしたと思わないし、チャンスを作れていたと思う。強いてうまくいかなかった点を挙げるとすれば、前半に得点できなかったことだ。前半に得点を決めていれば、試合は全く違ったものになっただろうね」
「恐らく、チームのバランスに問題があったのだろう。ただ、我々はお互いに問題を認識しているし、話し合っている。次の決勝ではもっとよくプレーできるはずさ」
「決勝は難しい試合になるだろう。決勝はいつだって五分五分で、グレミオがチャンピオンになっても何らおかしくない。試合を楽しみにしているよ。新たなトロフィーを獲得できるチャンスに興奮している」
加えて、ジダン監督は準決勝で復帰を果たし、決勝ゴールを挙げたベイルについて言及し、決勝の出場を示唆した。
「ベイルの復帰は本人にとってもチームにとっても喜ばしい出来事だ。一番大事なことは彼が継続性をもって活躍できることだね。彼は続けてトレーニング出来ているし、とてもハッピーな様子だよ。回復していると感じるし、決勝への準備も整っている」
レアル・マドリードにとっては大会初の連覇がかかった一戦だ。試合は日本時間17日の午前2時キックオフ予定となっている。
By サッカーキング編集部
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