後半の3得点で逆転勝利を挙げた [写真]=Getty Images
FIFAクラブワールドカップ2018準々決勝が15日に行われ、鹿島アントラーズとグアダラハラ(メキシコ)が対戦した。
開始3分、イサーク・ブリスエラのドリブル突破を許すとクロスをアンヘル・サルディバルに決められ、立ち上がりに失点を喫してしまう。前半は鹿島の1点ビハインドで折り返す。
鹿島は後半開始からレアンドロに代えて安部裕葵を投入する。すると後半開始早々の49分、土居聖真のグラウンダーのクロスを永木亮太が詰めて同点に追いつく。さらに69分、土居がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。セルジーニョが落ち着いて決め、逆転に成功した。終了間際の84分には途中出場の安部が貴重な追加点を奪う。後半アディショナルタイム、アラン・プリードのPKはクォン・スンテがストップしたが、こぼれ球を押し込まれた。
試合は3-2で終了。逆転勝利の鹿島が準決勝に進出した。準決勝の相手は欧州王者のレアル・マドリード。鹿島にとっては2016年のクラブW杯決勝で対戦した以来の顔合わせとなる。鹿島対レアルの一戦は19日(水)、日本時間25時30分(20日 1時30分)キックオフ。試合の模様は日本テレビ系列で生中継される。
【得点者】
0-1 3分 アンヘル・サルディバル(グアダラハラ)
1-1 49分 永木亮太(鹿島)
2-1 69分 セルジーニョ(PK/鹿島)
3-1 84分 安部裕葵(鹿島)
3-2 90+4分 アラン・プリード(グアダラハラ)
【スターティングメンバー】
鹿島(4-4-2)
クォン・スンテ;内田篤人、チョン・スンヒョン、昌子源、山本脩斗;レオ・シルバ、永木亮太、レアンドロ(45分 安部裕葵)、遠藤康(87分 西大伍);土居聖真(80分 安西幸輝)、セルジーニョ
By サッカーキング編集部
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