クラブ史上初の世界王者に輝いたリヴァプール [写真]=Getty Images
FIFAクラブワールドカップ決勝戦が21日に行われ、ヨーロッパ王者リヴァプールと南米王者フラメンゴが対戦した。
リヴァプールはモハメド・サラーとロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネの3トップに加え、センターバックにはフィルジル・ファン・ダイクが復帰。一方のフラメンゴはフィリペ・ルイスやラフィーニャが先発に名を連ねた。
リヴァプールは試合開始直後から、フィルミーノやマネ、トレント・アレクサンダー・アーノルドらがシュートを放って積極的に相手ゴールに迫る。一方のフラメンゴも前半中盤になるとリヴァプールにペースを握らせず、ブルーノ・エンリケやガブリエルなどを起点にチャンスを作り始める。
スコアレスで後半を迎えたリヴァプールは50分、サラーが鋭いシュートを放つがこれはゴールの右に外れネットを揺らすことができない。フラメンゴは53分からガブリエルが立て続けにゴールを狙うがアリソンの好セーブなどに阻まれ得点とはならない。結局、90分経っても互いにゴールラインを割ることはできず、勝負の行方は延長戦へともつれることとなる。
すると均衡を破ったのは延長前半のリヴァプール。99分にマネが素早く抜け出すと、最後はフィルミーノが落ち着いて決めて、待望の先制点を挙げた。
延長後半に入っても一進一退の激しい攻防は続き、フラメンゴも決定機を迎えたが、スコアは動かずに試合は終了。リヴァプールがフラメンゴとの激闘を1-0で制し、クラブ史上初の世界王者に輝いた。
【得点者】
1-0 99分 ロベルト・フィルミーノ(リヴァプール)
By サッカーキング編集部
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