チェルシーがクラブワールドカップ決勝に進出 [写真]=Getty Images
FIFAクラブワールドカップ2021の準決勝が9日に行われ、アル・ヒラル(サウジアラビア/アジア王者)とチェルシー(イングランド/欧州王者)が対戦した。
準決勝から登場したチェルシーにとっては初戦となる準決勝。準々決勝でアル・ジャジーラ(UAE/開催国王者)を下しコマを進めたアル・ヒラルと激突した。
試合は序盤からチェルシーがボールを保持し、アル・ヒラルがカウンターから機会をうかがう展開となった。
32分、ついに試合が動いた。自陣からつないで左サイドを攻略し、エリアに侵入したカイ・ハフェルツがクロスを上げると、相手選手が対応したがボールがこぼれロメル・ルカクの目の前に落ちる。これをルカクが冷静に蹴りこみ、押し込み続けたチェルシーが先制に成功した。
1点リードで後半を迎えたチェルシーに、立ち上がり早々決定機が訪れる。左サイドを単騎突破したハフェルツが自分でそのまま持ち込みループシュート。しかしこれは惜しくもポスト直撃となった。
声援を受けたアル・ヒラルも黙っていない。51分、カンノがミドルシュートを放ったがこれは惜しくもバーの上に逸れた。63分にはスルーパスからムサ・マレガが抜け出しGKとの1対1を迎えるも、ケパ・アリサバラガのビッグセーブで同点弾とはならなかった。
80分にはチェルシーにビッグチャンス。カウンターからルカクの落としに反応したマウントが狙いすましたコントロールシュートを放つがDFのブロックに遭った。
試合はこのまま終了。チェルシーがアル・ヒラルを下しパルメイラスの待つ決勝に進出。敗れたアル・ヒラルは3位決定戦に回ることとなった。
【得点者】
0-1 32分 ロメル・ルカク(チェルシー)
By サッカーキング編集部
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