アル・アハリ戦を振り返ったアンチェロッティ監督 [写真]=Getty Images
レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が8日に行われたFIFAクラブワールドカップモロッコ2022・準決勝のアル・アハリ(アフリカ)戦を振り返った。8日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。
2月1日に開幕を迎えたクラブW杯で、遂に“欧州王者“のレアル・マドリードが登場。しかし、レアル・マドリードは元フランス代表FWカリム・ベンゼマやブラジル代表DFエデル・ミリトン、ベルギー代表GKティボー・クルトワなどチームの中心選手をケガで欠いた中で“アフリカ王者“との一戦を迎えた。
試合は42分にヴィニシウス・ジュニオール、46分にフェデリコ・バルベルデがゴールを決めて2点差としたものの、65分にアル・アハリにPKで1点を返された。それでも、90+2分にはロドリゴ、90+8分にはセルヒオ・アリバスがゴールを記録して、レアル・マドリードは4-1で勝利を収めた。
試合後、アンチェロッティ監督は「チームは改善できて上手くいったと思う。失うものはあっても、勝って得るものは少ない試合だった。それでも、私たちは試合をかなり上手くコントロールし、良いプレーをして勝利した。決勝に進出できて最高の気分だ」とチームの出来を評価した一方で、「2点差がついて自分たちが勝ったように思えたが、フットボールはそうではない。試合終了の笛が鳴るまで集中すべきだった」と課題も口にした。
また、負傷離脱中のベンゼマとミリトンについてアンチェロッティ監督は「彼らは完全には回復していない。しかし、カリム(・ベンゼマ)はかなり良くなっている。ミリトンはまだ疑わしい。試合に向けたトレーニングを行ってそれから決めるよ」と2人の状態を明かした。
決勝では“アジア王者“のアル・ヒラルと対戦することが決まっているレアル・マドリード。同試合に向けてアンチェロッティ監督は意気込みを語った。
「アル・ヒラルは決勝でプレーすることに興奮しているだろう。それは私たちも同じだ。試合に向けて十分に準備し、選手たちに明確な指示を与えて良いゲームプランを考えたい」
By サッカーキング編集部
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