ACLを制した浦和はアジア代表として大会に参戦 [写真]=Getty Images
FIFA(国際サッカー連盟)は5日、今年12月に開催されるFIFAクラブワールドカップサウジアラビア2023の組み合わせを発表した。
今大会は12月12日から22日にかけて、サウジアラビアにて開催されることが決まっている。既にFIFAは32チームが参加する新フォーマットのクラブW杯実施を発表しており、今大会は6大陸王者に開催国代表を加えた7チームがトーナメント方式で優勝を争う現行フォーマットでの最後の開催だ。なお、新フォーマットのクラブW杯は2025年より4年周期で行われる。第1回大会の開催地はアメリカで、2025年6月から7月にかけての開催となることが発表されていた。
現行形式で行われる最後のクラブW杯開催を約3カ月後に控えた中、FIFAはサウジアラビアのジッダにて抽選会を実施。開幕戦で開催国代表のアル・イテハドと、OFCチャンピオンズリーグを制した“オセアニア王者”のオークランド・シティが対戦することは規定に基づいて決定されていたものの、残る試合の組み合わせが決定した。なお、アル・イテハドは今夏の移籍マーケットで大型補強を敢行したことでも知られており、元フランス代表FWカリム・ベンゼマ、同MFエンゴロ・カンテ、ブラジル代表MFファビーニョらが在籍している。
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022を制した“アジア王者”の浦和レッズは、CONCACAFチャンピオンズリーグを制した“北中米代表”のクラブ・レオンと対戦することが決まった。なお、同試合に勝利した場合、準決勝では2022-23シーズンのチャンピオンズリーグを制した“ヨーロッパ王者”のマンチェスター・シティとの一戦に臨むこととなる。
なお、南米代表は現在行われているコパ・リベルタドーレス2023の優勝チームとなる予定だ。同大会は既にベスト4が出揃っており、ブラジルのフルミネンセ、インテルナシオナル、パルメイラス、アルゼンチンのボカ・ジュニオルスが準決勝進出を果たしている。
今回の抽選結果を踏まえたFIFAクラブワールドカップサウジアラビア2023のマッチスケジュールは下記の通り。
■クラブW杯2023
<1回戦>
▼12月12日
【1】 アル・イテハド(サウジアラビア/開催国代表) vs オークランド・シティ(ニュージーランド/オセアニア代表)
<2回戦>
▼15日
【2】 アル・アハリ・カイロ(エジプト/アフリカ代表) vs 【1】の勝者
【3】 クラブ・レオン(メキシコ/北中米代表) vs 浦和レッズ(日本/アジア代表)
<準決勝>
▼18日
【4】 南米代表 vs 【2】の勝者
▼19日
【5】 【3】の勝者 vs マンチェスター・シティ(イングランド/ヨーロッパ代表)
<3位決定戦>
▼22日
【6】 【4】の敗者vs【5】の敗者
<決勝>
▼22日
【7】 【4】の勝者vs【5】の勝者
By サッカーキング編集部
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