フィオレンティーナは20日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦のセカンドレグで、ユヴェントスと対戦。0-1とホームで完封負けを喫して、2試合合計スコアでも1-2と下回り、ベスト16で大会から姿を消した。
フル出場したセルビア代表DFネナド・トモヴィッチは試合後、「ユヴェントスは勝ち上がりに相応しかったが、僕らもいいサッカーをした」と『UEFA.com』を通じてコメント。「特に前半は何度かチャンスを作ったが、運がなかった。先制していれば、まったく違う試合になっていただろう」と悔やんだ。
「ゴンサロ(ロドリゲス)の退場後、苦しい時間帯に失点した。その後、試合は終わったと思ったよ。フィジカル面でも戦術面でもいい出足を切り、ユーヴェを追い詰めた。最初はいい感じだったが、僕らは一瞬ですべてを失ってしまった」
また、「僕らはよく戦ったが、ユーヴェは勝ち上がるに相応しかった。僕らがペースダウンしたのは10人になってからで、その直後に決められてしまった」と相手を称えるとともに、71分にイタリア代表MFアンドレア・ピルロの挙げた直接FKでの決勝ゴールにも言及。「ほとんどPKのようなゴールで、僕らに反撃の力は残っていなかった。ピルロはとにかく驚異的で、素晴らしいゴールを決めた」と絶賛した。