欧州タイトル狙うユーヴェのボヌッチ「強豪の地位を取り戻す機会」

　ユヴェントスは1日に行われるヨーロッパリーグ準決勝セカンドレグで、ベンフィカとホームで対戦する。アウェーで1－2と敗れていたファーストレグからの逆転を目指し、イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが意気込みを語った。『UEFA.com』が伝えている。

　ボヌッチはベンフィカの印象について、「個々のタレントに優れ、準々決勝でも持ち味を発揮していた。昨年は決勝進出して、あらゆるリスクを冒した末にチェルシーという偉大な相手に敗れた」とコメント。「常に言っているけど、サッカーは能力だけでなく幸運も必要。チーム全体のプレーはともかく、ひとつの局面によって勝負が決まる。そういう場面で、幸運に恵まれるように願っている」とセカンドレグを前に述べた。

　ユヴェントスは、1995－1996シーズンにチャンピオンズリーグを制覇して以来、欧州のタイトルから遠ざかっているだけに、「久々の栄冠をもたらす重要な目標」と意気込む。「以来、僕らはここまで決勝に近づいたことさえなかった。だからこそ、僕らのプライドの源になり、クラブに欧州屈指の強豪の地位を取り戻す機会になるよ」と、決意を語った。

　今シーズンの決勝は、5月14日にユヴェントスのホームスタジアムで開催。「イタリア初のクラブ所有のスタジアムで、画期的な技術を駆使しているだけではない。ピッチまでの距離が近いから、ファンも試合をより楽しめるはず。パスやシュートの音も聞こえるんだ。イタリア国内に限れば、ユヴェントス・スタジアムは時代を先取りしたスタジアムだよ」と、本拠地への賛辞も忘れなかった。