4ゴール快勝に満足のベニテス監督「スペクタクルな試合をした」

ベニテス

イグアイン(左)とともに勝利を喜ぶベニテス監督(右) [写真]=Getty Images

 ヨーロッパリーグ決勝トーナメント準々決勝のファーストレグが16日に行われ、ナポリは敵地でヴォルフスブルクと対戦し4-1で勝利を飾った。試合後、チームを率いるラファエル・ベニテス監督がイタリア・メディア『メディアセット』のインタビューに応えている。

 アウェーで難敵ヴォルフスブルクと対戦しながら、4ゴールの大勝を収めたナポリ。会心の勝利に、ベニテス監督は「選手はスペクタクルな試合をした。このチームはプロフェッショナルな選手によって構成されていることは間違いない。ローマ、ラツィオを相手にも素晴らしい試合をした」とチームの姿勢を称賛した。

 一方で、12日に行なわれたセリエA第30節のフィオレンティーナ戦では3-0の快勝を収めながらも、納得いく内容ではなかった模様で、「3ゴールを奪うことはできたが、輝いた試合ではなかった」と語ったが、「今日の試合は、試合を上手く進めるために、意欲、気持ちの強さ、そして激しさを見せることができた」と、ヴォルフスブルク戦では気持ちを全面に出したプレーが垣間見えたことを喜んでいる。

 さらに「今シーズン最高のナポリを見せたのではないか」との記者の質問には「もちろん、今日は素晴らしい試合をした。しかし、ローマ戦、インテルとの70分までの戦いでも良い試合をしたと記憶している。試合を上手く進めていくための経験が多少不足しているが、トレーニングを重ねながら、改善することはできるだろう」とし、終盤の失点が多いことを課題としながらも、さらに成長できると自信を示した。

 最後に、今シーズン限りとなっている契約問題については「私は何も決めていないし、何も言っていない。サポーターは、我々がハードワークし、私がナポリを指揮することに満足していることを分かっている。契約問題については落ち着いて検討していきたい」と語り、明言を避けている。

 セカンドレグは23日に、ナポリの本拠地サン・パオロで行われる。

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