同点弾を決めたセレズニョフ(左端) [写真]=Getty Images
ヨーロッパリーグ決勝トーナメント準決勝ファーストレグが7日に行なわれ、ナポリとドニプロ・ドニプロペトロウシクが対戦した。
1988-89シーズン以来26年ぶりの優勝を目指すナポリは、トラブゾンスポル、ディナモ・モスクワ、ヴォルフスブルクを破ってベスト4に勝ち残った。一方、クラブ史上初のEL準決勝に臨むドニプロ・ドニプロペトロウシクは、オリンピアコス、アヤックス、クラブ・ブルージュを破っての4強入りとなった。
最初にチャンスを作ったのはホームのナポリ。9分、左サイドでボールを持ったロレンツォ・インシーニェがミドルシュートを放つ。ドライブ回転がかかったボールが相手ゴールを襲ったが、惜しくも左ポストに弾かれてしまう。
続く22分、左サイドでボールを持ったゴンサロ・イグアインのパスに反応したのはインシーニェ。ペナルティエリア左のやや角度が無い位置からシュートを放ったが、ボール枠を外れてしまった。このまま0-0で前半を折り返す。
後半立ち上がり、ようやく均衡が破られる。50分、ナポリが左CKを獲得すると、インシーニェのクロスに飛び込んだのはダビド・ロペス。ヘディングシュートが決まり、ナポリが先制に成功する。
追加点を狙うナポリは、55分にもマレク・ハムシクのパスに抜けだしたイグアインがチャンスを迎えたが、GKデニス・ボイコの好守に阻まれ、決め切ることが出来なかった。続く73分、ハムシクのパスをペナルティエリア内で受けたイグアインが左足シュート。しかし、ここもボイコが身体に当ててナポリの前に立ちはだかる。
得点を奪えないナポリに対し、ドニプロがワンチャンスをものにする。80分、ペナルティエリア右でボールを受けたアルテム・フェデツキーがGKとDFの間にクロスを送ると、途中出場のイェウヘン・セレズニョフがファーサイドで合わせて同点とした。リプレイで確認すると、セレズニョフはオフサイドポジションにいたためナポリは猛抗議をしたが、判定は覆らなかった。
その後スコアは動かず、ナポリとドニプロの対戦は1-1のドロー決着に終わった。
セカンドレグは14日に、ウクライナのオリンピスキで行われる。
【スコア】
ナポリ 1-1 ドニプロ・ドニプロペトロウシク
【得点者】
1-0 50分 ダビド・ロペス(ナポリ)
1-1 80分 イェウヘン・セレズニョフ(ドニプロ・ドニプロペトロウシク)
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