決勝進出に前進…2得点のA・ビダル「まだリラックスはできない」

アレイクス・ビダル

2得点1アシストを記録したA・ビダル [写真]=Getty Images

 7日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント準決勝ファーストレグ、大会連覇を狙うセビージャはホームでフィオレンティーナに3-0で快勝し、決勝進出に大きく近づいた。

 この試合、サイドでの激しい攻防を制したセビージャは、この日は右SBに入ったアレイクス・ビダルが、17分の先制点に続き52分にも追加点を奪う。これで完全に主導権を握ったチームは、75分に途中出場のFWケヴィン・ガメイロが駄目押しゴールを決め、フィオレンティーナを沈めた。

 なお、試合の主役を演じたA・ビダルは、3点差での先勝を喜びながらも、1週間後に行われるセカンドレグや今後のリーガ・エスパニョーラの戦いに向けて気を引き締めた。

「今日は勝利の美酒を味わうべきだ。しかし、まだセカンドレグが残っているのでリラックスはできない。僕らが今日残したようなスコアを彼らが来週残すことだって有り得るからだ。僕達は2つの大会で佳境を迎えており、明日からは重要な仕事が残されているリーガに頭を切り替えなければならない」

 一方、出場からわずか1分でゴールを決めたガメイロは、チームの充実振りを説明すると共にセカンドレグに自信を示した。

「素晴らしい試合だった。僕達は優れたメンタリティを持っており、先発出場の選手だけでなく途中出場の選手もしっかりと仕事ができる。これはチームにとって大きな強みだ。決勝に駒を進めるために何が必要かは分かっているので、セカンドレグでもファーストレグと同じようにしっかりと戦いたい」

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