ELポルト戦に出場したドルトムントMF香川真司 [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグが18日に行われ、日本代表MF香川真司の所属するドルトムントがホームでポルトと対戦。グループステージC組2位通過のドルトムントが、ポーランド代表DFウカシュ・ピシュチェク(6分)とドイツ代表MFマルコ・ロイス(71分)のゴールで、チャンピオンズリーグのグループステージで敗退(3位)しELに回ったポルトを2-0で破った。
トップ下でスタメン出場した香川は、71分に追加点の起点となるパスを出し、87分までプレーした。地元紙『Westdeutsche Allgemeine Zeitung』の採点では、ロイスとアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンの「1.5」を最高点に、「2.0」、「2.5」の高得点が並ぶ中、香川は他3選手とともに「3」の平均的な評価となった。(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)
寸評では、「機敏に動いたが、ボールキープ力はまだまだ。ゴール前でフリーでボールを受けた時もシュートを外し、好機を逃してしまった」と、上手くボールコントロールができず、逸機につながったと指摘。しかし、「71分にはドリブルでペナルティエリア内まで侵入し、ムヒタリアンにパスをつないだところからロイスのゴールへとつながった」と、ゴールに絡んだ点は評価した。
一方、地元紙『Ruhr Nachrichten』は、香川に対し、ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンとともにチーム最低となる「4.5」の厳しい点数をつけた。
「ここ数週間は、香川にとってあまり良い状況ではなかったからこそ、なおさら結果を残すことが大事だった。32分、そのタイミングが訪れたが、これ以上ない位置から放ったシュートはゴールを外れた」と、スランプ脱出のチャンスを生かせなかったと分析。「71分のチーム2点目に絡んだとはいえ、全体を通して、彼のパフォーマンスにはまだまだ向上の余地がある」と、香川に対し引き続き奮起を促している。
なお、セカンドレグは25日にポルトのホームで行われる。
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By サッカーキング編集部
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