クロップ監督、EL準決勝で対戦のビジャレアルを警戒「非常に強い」

　28日に行われるヨーロッパリーグ（EL）準決勝ファーストレグで、リヴァプールはビジャレアルと対戦する。アウェーでの一戦を前に、ユルゲン・クロップ監督がインタビューに応じた。27日、UEFA（欧州サッカー連盟）の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

　14日に行われた日本代表MF香川真司が所属するドルトムントとのEL準々決勝セカンドレグでは、試合終了間際に決勝ゴールを挙げ、2戦合計5－4でベスト4進出を果たしたリヴァプール。クロップ監督は「正直、引き分けでもいいかなと思っていたよ。でも、時計を見たらまだ77分だったから、いけると思ったんだ。こんな結末は予想できなかったけどね」と劇的な突破を振り返った。

　準決勝で対戦するビジャレアルは、リーガ・エスパニョーラ第35節終了時点で、チャンピオンズリーグ出場権獲得圏内の4位につけている。クロップ監督は「彼らはスペインリーグで4番目だし、非常に強いチームだ。素晴らしいシーズンを送っている。小さな街の大きなクラブだよ」と相手チームを警戒。

　その上で、決勝進出に向けて「僕たちはベスト4にふさわしいチームだからここにいる。決勝に行くために十分な強さを見せないといけないんだ」と意気込みを語った。