先制点を挙げたイカルディ(左)だったが、チームを勝利に導くことはできなかった [写真]=Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第4節が3日に行われ、日本代表DF長友佑都が所属するインテル(イタリア)は敵地でサウサンプトン(イングランド)と対戦。インテルは先制したものの後半に2点を失い、1-2で敗れた。
今月1日にフランク・デ・ブール前監督を解任し、プリマヴェーラ(ユースチーム)を率いるステファノ・ヴェッキ監督が暫定的に指揮を執ったインテル。主将のアルゼンチン人FWマウロ・イカルディがゴールを決めたが、勝利を呼び込むことはできなかった。そのイカルディが試合後にイタリアメディア『Sky』のインタビューに応じた。
イカルディは「言うべきことはない。我々は今、運がない。全てが悪い方向に向かう。その流れを変えなければならない。それだけだ」と話すと「前半は十分に良く戦った。先制点を奪うことができた。だが、どうしてなのかわからないが、ゴールを許すたびに崩壊してしまう」と、逆転負けを喫したことが理解不能だと肩を落とした。
「どうやって立て直すことができるか分かっていれば、すぐにやっている。全員が良くやるために、当然、変化が必要だ。良く戦うために我々はピッチの上に立つ。(しかし)いろいろなエピソードが起こると、全てがよじれてしまう。我々は仲間全員のために、すべての人のためにピッチに上に向かっている」と続けると、3敗目を喫し絶望的となったグループステージ突破については、「それはピッチの上での戦いが物語るだろう。可能性がある限り全力で戦わなければならない」とコメント。グループステージ突破を諦めていないことを強調した。
グループK最下位のインテルは24日の次節、アウェーでハポエル・ベア・シェヴァ(イスラエル)と対戦する。
By サッカーキング編集部
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