ヘント戦で退場処分を受けたトッテナムMFデレ・アリ(左) [写真]=AMA/Getty Images
トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、2-2のドローに終わったヘント(ベルギー)とのヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグで退場処分を受けたイングランド代表MFデレ・アリを擁護した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が23日付で伝えている。
アリは同試合で39分にまさかの一発退場。ファーストレグを落としていたために、1回戦突破には勝利が絶対条件のトッテナムだったが、数的不利が響き白星を挙げられず。ELベスト16進出とはならなかった。
試合後、ポチェッティーノ監督はアリについて「彼はひどく落胆し、悲しんでいる」とコメント。さらに「フットボールにおいて、あのようなことは起こるものだ。彼は自らが間違いを犯したと分かっているよ。今、彼は改善しようとしている。将来、我々はあのような状況を避けなければいけないね」と続け、同選手を咎めることはしなかった。
「彼はとても情熱的にプレーするし、時々このような行動を起こす。今は彼を手助けする時だ。彼は非常に悲しみ、落ち込んでいる」と同監督は話し、まだ20歳のアリを精神面でサポートしていく必要性を説いている。
果たして同選手は、今後の試合でポチェッティーノ監督の思いに応える活躍を見せることができるだろうか。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト