ムリエル＆マリノフスキーが躍動…アタランタがレヴァークーゼンに逆転勝利

　ヨーロッパリーグ（EL）ラウンド16ファーストレグが10日に行われ、アタランタ（イタリア）とレヴァークーゼン（ドイツ）が対戦した。

　レヴァークーゼンは9分、フリーキックを獲得するとチャルレス・アランギスが直接狙う。ゴール左上を狙ったシュートはゴールポストを叩き最初のビッグチャンスとなった。

　それでも11分、レヴァークーゼンはエリア付近でパスを回す。最後はフロリアン・ヴィルツのパスにアランギスがダイレクトでシュートを放ちレヴァークーゼンが先制に成功した。

　対するアタランタは20分、エリア周辺でパスを繋いでラファエウ・トロイが強いシュートで相手ゴールに迫る。しかしシュートはGKがキャッチし同点弾とはならない。

　それでも23分、ルスラン・マリノフスキーがルイス・ムリエルとの連携からゴールネットを揺らす。ホームのアタランタが前半のうちにスコアを振り出しに戻した。

　さらに25分、アタランタはラファエウ・トロイがハーフライン近くで相手のパスをカット。そのままカウンターに転じると、最後はマリノフスキーのパスからムリエルが決めてあっという間に逆転に成功した。

　アタランタはその後もレヴァークーゼンゴールに襲い掛かるが、レヴァークーゼンのGKルーカス・フラデツキーがセーブを連発してこれ以上の失点を許さない。

　アタランタは49分、マリノフスキーのパスをゴール前で受けたムリエルが再びゴールネットを揺らし3点目を挙げる。

　アタランタは56分、今度はレモ・フロイラーのパスにムリエルが反応。ハットトリックを狙ったシュートはGKフラデツキーが左足を伸ばしてファインセーブを見せゴールラインを割ることができない。

　レヴァークーゼンは63分、ムサ・ディアビが左足でコースを狙いすましたシュートを放つと、ゴール左に吸い込まれ1点を返した。

　試合はそのまま終了し、アタランタが3－2で勝利を収めた。レヴァークーゼンの反撃は及ばず1点ビハインドでセカンドレグを迎える。

【スコア】
アタランタ　3－2　レヴァークーゼン

【得点者】
0－1　11分　チャルレス・アランギス（レヴァークーゼン）
1－1　23分　ルイス・ムリエル（アタランタ）
2－1　25分　ルスラン・マリノフスキー（アタランタ）
3－1　49分　ルイス・ムリエル（アタランタ）
3－2　63分　ムサ・ディアビ（レヴァークーゼン）