本拠地で先勝ならず…シャビ監督が心境を吐露「良い結果とは言えない」

　バルセロナのシャビ監督が、10日に行われたヨーロッパリーグ（EL）・ラウンド16ファーストレグ ガラタサライ戦を振り返った。同日、スペイン紙『アス』が伝えている。

　EL・ラウンド32でナポリを2戦合計スコア5－3で撃破したバルセロナは、同大会ラウンド16ファーストレグでガラタサライと対戦。試合の主導権を握ったバルセロナだったが、同クラブからガラタサライへ期限付き移籍中のGKイニャキ・ペーニャの牙城を崩せず、“カンプ・ノウ”でスコアレスドローに終わった。

　まず、シャビ監督は「後半は少し良くなったけど、ホームでは良い結果とは言えない」と吐露。また、ハーフタイムには3選手を交代。DFジェラール・ピケやFWウスマン・デンベレらを投入した意図については「私たちは純粋なウイングで勝負した。ピケはロナルド（・アラウホ）よりもうまく試合をコントロールすることができる」と口にしている。

　さらに、シャビ監督は「イニャキは目を見張る活躍をしてくれたけど、我々はここ数試合のように良い結果を残せなかった。ナポリのときと同じように、イスタンブールでも突破のためにプレーするつもりだ」と意気込む。続けて「ここはELで、実力のあるチームが揃っている。難しい大会だから、謙虚な気持ちで取り組む必要があるんだ。すべてに勝ったわけでもなく、すべてを失ったわけでもない」と胸中を明かしている。