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ELで”因縁”の相手と激突…PSV指揮官、敵地アーセナル戦を前に「歓迎を期待しているよ」

2022.10.20

PSVを率いるファン・ニステルローイ監督 [写真]=Getty Images

 PSVを率いるルート・ファン・ニステルローイ監督がアーセナルとの対戦を前に、自身の現役時代を振り返った。20日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。

 ヨーロッパリーグ(EL)・グループAで勝ち点「7」の2位に付けているPSV。現地時間20日に行われる第2節(延期分)では、勝ち点「9」の首位アーセナルと対戦する。アーセナルは勝利すればグループステージ突破が決まり、PSVも勝てばグループAの首位に浮上することとなる。互いに勝利を目指す一戦はアーセナルの本拠地『エミレーツスタジアム』で開催される。

 PSVを率いるファン・ニステルローイ監督にとって、アーセナルは”因縁の相手”と言っても過言ではない。同監督は現役時代にマンチェスター・Uで約5年間に渡ってプレー。”ライバルクラブのストライカー”として、アーセナルとプレミアリーグの覇権を激しく争った経験がある。

 2003-04シーズンにマンチェスター・Uの本拠地『オールド・トラッフォード』で行われたアーセナル戦では、0-0で迎えた試合終了間際にファン・ニステルローイがPKを失敗。マーティン・キーオンをはじめとしたアーセナルの選手たちに激しく煽られる一幕もあった。結果的にアーセナルはこのシーズンに無敗優勝を達成。自らのPK失敗が無敗優勝を後押しする形となったのだ。

 しかし、その一年後に再び『オールド・トラッフォード』で行われた一戦でファン・ニステルローイはゴールを記録。一年以上続いていたアーセナルの無敗記録を終結させた。

 ”かつての宿敵”との対戦を前にファン・ニステルローイ監督は「歓迎されることを期待しているよ。私のミスのおかげで彼らは無敗を保てたんだからね」とジョークを交えつつ、マンチェスター・U時代を次のように振り返った。

「もう20年も前のことだ。しかし、イングランドやアーセナルに戻ってくると、そこで過ごした思い出が蘇るよ。(アーセナル)との2試合もその一部だ。プレミアリーグの覇権を争っていたし、互いにプレッシャーは強かった。あの試合で全てが決まる可能性もあったし、PKを外した時の失望感は信じられないほどのものだった」

「何年後かに当時を振り返って笑うことは良いことだと思う。しかし、イングランドで過ごした時間はアーセナルとの2試合だけではなく、5年間だ。アレックス・ファーガソン監督のもとで素晴らしい選手と共に戦い、タイトルを獲得することが出来た」

By サッカーキング編集部

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