懲戒処分を受けたC・ロナウドが練習復帰…英メディアは27日のELでメンバー入りも予想

　マンチェスター・Uに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、トップチームのトレーニングに復帰した。25日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

　C・ロナウドは、19日に行われたプレミアリーグ第12節のトッテナム戦でベンチスタートとなると、最後まで出場機会が訪れなかった。試合終了間際の90分、C・ロナウドは交代枠が余っている状態にもかかわらず、試合終了前にドレッシングルームへと引き上げた。チームは2－0で勝利したものの、エリック・テン・ハフ監督はC・ロナウドの行動を問題視。トッテナム戦翌日の20日には、クラブが「クリスティアーノ・ロナウドは、今週土曜日（22日）に開催されるプレミアリーグ第13節のチェルシー戦に臨むチームメンバーから外れる」と声明を発表した。

　21日、C・ロナウドはキャリントンの練習場に姿を見せたが、リザーブチームに混じることもなく、単独でトレーニングを実施。チームを支えるべきベテランが受けた懲戒処分の余波が広がっていた。

　だが、『スカイスポーツ』によると、C・ロナウドは25日に行われたトップチームのトレーニングに復帰した模様。同メディアは「テン・ハフ監督とポルトガル代表FWは、問題が起きてからも常に対話していた」と、両者が解決に向けて動き続けていたことを示唆している。テン・ハフ監督は、C・ロナウドがすでに十分罰を受けたと感じており、グループ全体を同じ方向に引っ張り、前進したいと考えているという。

　マンチェスター・Uは、27日にヨーロッパリーグ（EL）・グループステージ第5節のシェリフ戦を控えている。『スカイスポーツ』は、C・ロナウドがシェリフ戦でメンバー入りする可能性もあると見ている。