モウリーニョ監督がフェイエノールト戦へ意気込む [写真]=Getty Images
ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、13日に行われるヨーロッパリーグ・準々決勝ファーストレグのフェイエノールト戦に向けて意気込みを語った。12日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。
ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)王者として臨んだヨーロッパリーグ(EL)では、ザルツブルクとレアル・ソシエダを退けて、ベスト8にまで勝ち進んでいる。そんなローマの次なる対戦相手は、昨季ECL決勝戦以来の再戦となるフェイエノールトに決定した。
昨季ECL決勝戦ではフェイエノールトを1-0で撃破し、2007-08シーズン以来となるメジャータイトルを獲得したローマ。約1年ぶりの再戦となるが、モウリーニョ監督は「ティラーナ(決勝の地)でのフェイエノールトとは考えない。自分自身にとっても、また相手にとっても、それは永久的な実績ではあるが、私にとっては唯一、トリゴリア(ローマのトレーニング施設)に置かれているカンファレンスカップを見た時にだけ、彼らと対戦したことを思い出す」と目の前の試合には過去の実績は関係ない、と語った。
またモウリーニョ監督は、フェイエノールトを称賛。今季のエールディヴィジで首位を快走していることについて、同指揮官は「国内リーグでは最強のチームであり、数週間後にはチャンピオンになるだろう」と口にしつつ、「我々は彼らをよく分析したけど、弱点が見つかるようなチームではない。オランダリーグというスペシャルな大会で、多くのゴールを生み、クオリティの高い選手を揃え、攻撃的なチームながら、カウンターの仕掛けも心得ている」と強敵であることを強調した。
続けてモウリーニョ監督は「我々はイタリアでもヨーロッパリーグでも、勝つことはできても最強のチームとまでは言えない。そんなローマが彼らに対抗する術は、自分たちの持ち味、つまりバランスだ」と断言。さらに「監督としての私がマネージメントを行うのではなく、チームとしての私がマネジメントを行う。試合中は分析するのはもちろん、選手の気持ちを信じるようにしているよ。トリノ戦では、試合中に(パウロ・)ディバラが私の方を見た瞬間に、彼を交代させるタイミングは今だと判断した。オートマチックな交代は、私たちのやり方ではないんだ」とピッチ内の状況に合わせて臨機応変に対応できる自信を覗かせている。
昨季ECL決勝戦の再戦となったが、再びローマが強さを見せるのか、それともフェイエノールトが雪辱を果たすのか。注目の一戦は、日本時間14日の1時45分にキックオフを迎える。
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By サッカーキング編集部
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