セビージャ優勝の立役者グデリが祝賀会で涙 [写真]=Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)最多7度目の優勝に貢献したセビージャのMFネマニャ・グデリが、6月1日に行われた優勝パレードおよび祝賀会で胸中を明かした。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
先月31日に行われたヨーロッパリーグ・決勝戦に臨んだセビージャはPK戦の末に、大会史上最多7度目の優勝を成し遂げた。今季は序盤戦から残留争いに巻き込まれると、途中で2度の監督交代に踏み切り、現指揮官のホセ・ルイス・メンディリバル氏は3人目。迷走ぶりが現れる形となったが、今年4月のメンディリバル監督就任以降は、勝ち星を積み重ねて4試合を残してラ・リーガ残留を確定させた。そしてELでは、同大会の“盟主”と称されるほどの強さは健在で、マンチェスター・Uやユヴェントスなどの並居る強豪を退けて頂点に辿り着いている。
6月1日、ブタペストからセビリアに凱旋したセビージャは、すぐさま市内と本拠地『ラモン・サンチェス・ピスフアン』での優勝パレードおよび祝賀会を開催。多くのセビジスタやアントニオ・ムニョス市長らとともに、最多7度目の優勝の喜びを噛み締めた。
そんな祝賀会の一幕において、今季公式戦46試合に出場し、EL・決勝戦でもディフェンスラインに安定をもたらしたMFネマニャ・グデリが涙を流す場面があった。実は今年3月に、幸いにも一命を取りとめたが、同選手の実弟でコルドバ(スペイン3部)に所属するDFドラギサ・グデリが試合中に心肺停止状態になるアクシデントに見舞われた。また、EL決勝前日にはフィアンセのアナスタシヤ氏が胎児を流産する事態にも。次々と身に降りかかる不幸により絶望の淵に落とされながらも、セビージャの選手として最後まで戦った同選手は「この1年間、応援してくれて本当にありがとう。おそらく人生で最も困難な1年だった。不幸なことに弟を3分ほど失い、赤ちゃんを亡くした。ただ、みんなの絶え間ないサポートが、僕をそのすべてから救い出してくれた。彼女と、そしてあなたたちに捧げる」と言葉を詰まらせながら、胸中を明かした。
その後、セビジスタから「グデリ」コールが起こるなど、感動的な光景が見られている。
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By サッカーキング編集部
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