試合終盤にゴールを決めたフリンポン[写真]=Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)・準々決勝セカンドレグが18日に行われ、ウェストハム(イングランド)とレヴァークーゼン(ドイツ)が対戦した。
レヴァークーゼンの本拠地で行われたファーストレグは、83分にコーナーキックのこぼれ球をヨナス・ホフマンが蹴り込み、レヴァークーゼンが先制に成功。後半アディショナルタイムには、負傷から戻ってきたばかりのヴィクター・ボニフェイスにも得点が生まれ、2-0でレヴァークーゼンが先勝した。
レヴァークーゼンは週末に行われたブンデスリーガ第29節のブレーメン戦でも5-0で勝利し、クラブ史上初のリーグ制覇を達成。開幕29戦負けなしの新記録を樹立し、公式戦での無敗記録も43試合に伸ばした。一方、ウェストハムは14日に行われたプレミアリーグ第33節でホームにフルアムを迎えるも、0-2で敗戦。EL準々決勝セカンドレグに向けて不安の残る結果に終わった。
セカンドレグは早い時間帯に試合が動いた。14分、ジャロッド・ボーウェンがアーリークロスを入れると、ゴール前でマイケル・アントニオがヘディングで競り勝ち、ゴールネットを揺らした。ウェストハムが先制に成功し、2戦合計で1点差に迫る。
得点で勢いづいたウェストハムはアグレッシブに戦い続け、試合を優位に進めた。ただ、レヴァークーゼンも追加点は与えず、1失点のみで前半を折り返す。
後半も白熱した展開が続いたが、両チームともに得点には至らず。そして、このまま終了かと思われた89分、途中出場のジェレミー・フリンポンが大仕事をやってのけた。スルーパスを受けたフリンポンはペナルティエリア内でキープすると、自らコースを作って左足を振り抜く。シュートはアーロン・クレスウェルに当たってコースが変わり、ゴールネットに吸い込まれた。
試合終了間際のフリンポンのゴールでセカンドレグは1-1で終了。この結果、レヴァークーゼンは公式戦の無敗記録を44試合に伸ばし、2戦合計3-1でEL準決勝進出を決めた。
【スコア】
ウェストハム 1-1(2戦合計:1-3) レヴァークーゼン
【得点者】
1-0 13分 マイケル・アントニオ(ウェストハム)
1-1 89分 ジェレミー・フリンポン(レヴァークーゼン)
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By サッカーキング編集部
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