首位チェルシー、トッテナムに4発快勝…3連勝で今季20勝目

　プレミアリーグ第29節が8日に行われ、チェルシーとトッテナムが対戦した。

　リーグ戦28試合を終えて19勝6分け3敗、勝ち点63で首位を走るチェルシー。ホームでの一戦では、フランク・ランパードやアンドレ・シュールレ、ネマニャ・マティッチらが先発メンバーに名を連ねた。

　試合が動いたのは、スコアレスで迎えた後半だった。56分、トッテナムのヤン・フェルトンゲンが、最終ラインでのパス回しの際に足を滑らせ、後方へ蹴り出したパスがミスとなる。サミュエル・エトーがすかさずボールを奪うと、GKとの一対一を冷静に制した。チェルシーが先制に成功した。

　1点リードを奪ったチェルシーは、さらに61分、エトーがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。ファールを犯したユネス・カブールにはレッドカードが提示された。PKをエデン・アザールが冷静に決め、追加点を記録した。

　チェルシーは2点リードで終盤を迎えると、途中出場のデンバ・バが、88分と90分に立て続けにゴールを決め、終わってみれば4得点。4－0でトッテナムに快勝した。

　チェルシーはリーグ戦3連勝で、20勝目を記録。勝ち点を66に伸ばした。