ギブスに退場を命じたアンドレ・マリナー主審 [写真]=Arsenal FC via Getty Images
イングランドのプロ審判協会(PGMOL)が、22日に行われたプレミアリーグ第31節のチェルシーとアーセナルの一戦で、同試合を裁いたアンドレ・マリナー主審が犯した誤審について、アーセナルに謝罪した。イギリスメディア『BBC』が伝えた。
不可解な誤審が発生したのは同試合の15分、チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールのシュートが枠をとらえると、飛び出したGKのカバーに入ったアーセナルのイングランド代表MFアレックス・チェンバレンがハンドを犯す。マリナー主審は同プレーにPKの判定を下すも、ハンドを犯したチェンバレンではなく、イングランド代表DFキーラン・ギブスに対してレッドカードを提示した。
誤審に対してPGMOLは、「今回のような誤審は非常に珍しく、多くの異なる技術的な要因が引き起こしたものです。アンドレは異なる選手にカードを提示したことについて、ひどく失望しています。彼は自身の過ちを認識し、アーセナルに謝罪の言葉を述べました」と声明を発表した。
なお、同試合はホームのチェルシーが6-0で大勝している。