“悪童”バートンがルーニーを口撃「世界最高の選手になる努力してない」

　イングランド2部のQPR（クイーンズ・パーク・レンジャーズ）に所属する元イングランド代表MFジョーイ・バートンが、母国メディア『BBC Radio 5』とのインタビューで、マンチェスター・U所属のイングランド代表FWウェイン・ルーニーについて言及した。

　バートンは悪童として知られ、過激な発言で物議を醸すなどしてきた。イングランド人選手について問われたバートンはルーニーに言及。「彼のアプローチやメンタリティをクリスティアーノ・ロナウドと比較してみてほしい。正反対だ。ルーニーはワールドクラスになるポテンシャルを持っている。だが、なぜロナウドはバロンドールを獲得し、ルーニーは違うんだ？」と、ルーニーがワールドクラスの素質を持っていながら、そうはなっていないと断言。

「両者とともにプレーした選手は、ロナウドの規律レベルの高さが世界でベストプレーヤーの理由だと言う」と、C・ロナウドのサッカーに取り組む姿勢を高く評価。一方で、「ルーニーはイギリス人の縮図」と話したバートンは、「ルーニーがタバコを吸っている姿を見て、ベストプレーヤーになるために全力を尽くしていると思うか？」と続け、ルーニーがサッカーに全身全霊をつぎ込んでいないとコメントしている。

　バートンはその後、自身のツイッターを更新。「今、ルーニーはイングランドで最高の選手だ。だが、俺の定義において“世界最高”ではない。俺より優れた選手で、それは議論の余地はない。俺にとっての“ワールドクラス”とは、ロナウドと（リオネル）メッシ、（アンドレス）イニエスタ、（ルイス）スアレスだ」と綴っている。