22日に行われるチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグで、アトレティコ・マドリードとチェルシーが対戦する。
敵地での一戦に臨むチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、前日会見で展望を語った。『UEFA.com』がコメントを伝えている。
モウリーニョ監督は、「これはチャンピオンズリーグの準決勝で、この会見場(の人数)を見ても、多くの注目が集まっているのがわかる。あらゆる選手と監督が、このような試合に関わりたいと願うものだ」と、準決勝を前にコメント。敵地でファーストレグを戦うことについて、「ファーストレグを、ホームとアウェーのどちらで戦う方が優位なのかは何とも言えない。チャンピオンズリーグの2試合制の対戦で、勝負がどちらか1試合で決まるということはなかなかない。その点について、あまり考えすぎないようにして、試合に臨みたいね。ファーストレグに勝つために、アトレティコはあらゆることを試すだろう。でも、こちらも勝利を目指して戦うつもりだ」と、展望を語った。
アトレティコ・マドリードの印象については、「準決勝に進出するようなチームはどこもとても優秀なはずで、彼らも例外ではない。ここにたどり着くには、クオリティの高いチームでなくてはならないからね。相手に敬意を払って、研究や分析を進めてきた。アトレティコのプレーは何度も見てきたよ。組み合わせ抽選会で対戦が決まったことで、さらに鋭く目を注ぐようになった。相手チームを十分に研究して、その特徴を選手たちに伝えてきたつもりだ。国内リーグの優勝争いと並行してチャンピオンズリーグを戦うようなチームは、特に重要なチームに決まっている」と、話した。
そして、「私は、チャンピオンズリーグでの戦いにおいて、チェルシーでやり残したことはない。ベストを尽くした。常にベストを尽くすのが私の流儀だ。それで勝つこともあれば、負けることもある」と、コメントした。