今夏の移籍市場でチェルシー行きが噂されるトッテナムのブラジル代表MFパウリーニョだが、現クラブでプレーすることに幸せを感じていると主張している。
昨夏にコリンチャンスからトッテナムに加入した25歳のブラジル代表MFは、シーズン序盤こそ華々しい活躍を見せたものの、その後は度重なる負傷の影響によるコンディション低下から思うようなパフォーマンスを披露できなかった。最終的には、リーグ戦30試合に出場し、6ゴールという記録でプレミア1年目を終えている。
昨年12月に右足首を負傷して以降、なかなか調子が上がらずにベンチを温めることも少なくなかった同選手だが、そのことを不満に思ったことは一度もないと、ブラジル代表合宿中に行われた取材で語っている。
「確かに、ベンチを温めていた期間があった。だけど、それは僕にとって何の問題でもなかったよ。コリンチャンス時代にもジュシレイとエリアスとのポジション争いで遅れを取って、先発に定着するまで1年以上かかっていたからね。それから、監督交代があったときも、僕は変わらず先発で出続けたし、ティム・シャーウッドとの関係にも何の問題もなかった。その後、ベンチに落とされた時期もあったけど、最後の6試合で先発に復帰した。だから、ここでプレーすることに何の問題も抱えていないよ」