FW宮市亮の所属するアーセナルのアルセーヌ・ヴェンゲル監督は、バルセロナ所属のスペイン代表MFセスク・ファブレガスの獲得には動かない方針を固めたようだ。イギリス紙『テレグラフ』が1日に報じている。
現在、セスクが所属するバルセロナはプレミアリーグ各クラブに対し、3000万ポンド(約51億円)で同選手の移籍を容認すると報じられた。
セスクに対し、交渉優先権を持っていた古巣であるアーセナルだが、3000万ポンドという高額な移籍金や、昨夏に獲得したドイツ代表MFメスト・エジルとポジションが重なることがネックとなり、バルセロナからの移籍可能の連絡に対し、動きを見せなかった模様だ。
今のところ、セスク獲得に対し有力候補となっているのは、今シーズンのプレミアリーグ覇者となったマンチェスター・Cである。チームに不満を抱くとされるMFヤヤ・トゥーレの代役に、このスペイン人MFの獲得に乗り出すと見られる。
今シーズン、リーガ・エスパニョーラで8得点を記録したセスク・ファブレガス自身は、かつてプレーしていたプレミアリーグへの復帰を希望していると伝えられている。