マンUのファン・ハール次期監督、ユーヴェMFポグバの買戻し希望

　現在オランダ代表を率いているルイス・ファン・ハール監督は、来シーズンから指揮を執ることが決まっているマンチェスター・Uの補強として、以前同クラブに在籍していた、ユヴェントス所属のフランス代表MFポール・ポグバの買戻しを望んでいる。イギリス紙『サンデー・エクスプレス』が伝えた。

　ポグバは、2009年にマンチェスター・Uの下部組織に入団し、2011年にトップチームに昇格。しかし、出場機会を求めて2012年にユヴェントスへ移籍していた。その当時マンチェスター・Uは500万ポンド（約8.6億円）で同選手を売っているが、現在は6000万ポンド（約103億円）まで値上がりしている。

　マンチェスター・Uのデイヴィッド・モイーズ前監督もポグバの復帰を望んでいたが、実現していない。そして、次期指揮官のファン・ハール監督も同選手をリストアップしていると言われているが、今回は補強に2億ポンド（約345億円）の用意しているとされているので、資金面には問題はない。そのため他にも、ローマに所属するオランダ人MFケヴィン・ストロートマンや、ドルトムントに所属するドイツ代表DFマッツ・フンメルスも狙っているとされている。

　また同紙によると、兄であるギニア代表FWマティアス・ポグバがイングランドリーグ3部のクルーでプレーしているため、マンチェスター・Uは、ポグバがイングランドへ戻って来るだろうと考えていると、解説している。

　ポグバは今シーズン、セリエAで36試合に出場し7ゴールを決め、ユヴェントスの優勝に貢献している。また、ブラジル・ワールドカップに臨むフランス代表に選出されており、本大会でグループEに属し、ホンジュラス代表、スイス代表、エクアドル代表と対戦する。