トッテナムが、元イングランド代表DFマイケル・ドーソンの放出を考えているようだ。イギリスの複数メディアは、33歳の同選手が今夏の移籍市場でハル・シティかQPRに移籍する可能性を報じている。
昨シーズン、トッテナムのキャプテンとしてプレミアリーグで33試合に出場したドーソンだが、スピードに難があるため、新指揮官に就任したマウリシオ・ポチェッティーノ監督のチーム戦術との相性が悪く、今夏にチームを退団する可能性が指摘されている。そのドーソンの新天地として有力視されているのが、今夏の移籍市場で元イングランド代表DFジョリオン・レスコットの獲得を逃したハル・シティと、トッテナムの元指揮官であるハリー・レドナップ監督が率いるQPRだ。
イギリス紙『ミラー』によると、ハル・シティはドーソンの獲得に向けて400万ポンド(約7億円)のオファーを準備しているという。一方で、イギリス紙『デイリー・テレグラフ』は、かつての恩師であるレドナップ監督が率いるQPRへの移籍に、ドーソンが前向きな姿勢を見せていると報じた。
なお、今夏の移籍市場においてバックラインの補強を目指すトッテナムは、ポチェッティーノ新監督の教え子であるサウサンプトンのクロアチア代表DFデヤン・ロブレンの獲得に向けて1800万ポンド(約31億円)のオファーを掲示し、合意が間近とも言われている。
(記事/超ワールドサッカー)