リヴァプール監督、スアレスに別れの言葉「我々は常に彼の友人だ」

　リヴァプールは11日、同クラブに所属するウルグアイ代表FWルイス・スアレスの移籍交渉に関して、バルセロナと合意に達したことをクラブの公式サイトで発表した。

　リヴァプールを率いるブレンダン・ロジャーズ監督が、クラブを去るスアレスに対して以下の声明を発表した。

「ルイスは特別な才能を持っている。そして、リヴァプールで過ごした過去2年間での彼の貢献に感謝する」

「私が就任してから、最初に素晴らしい選手だと認めた選手だった。彼がいたからこそ、我々は今の成功をつかめたと思っている」

「リヴァプールは、ルイスを保とうとするためにできる限りのことをしてきた。しかし、長い議論の末、我々は新しい経験と挑戦のためにスペインへ渡りたいという彼の願いを聞き入れた」

「我々は、彼と彼の家族がこの先も幸運に過ごせることを願っている。我々は、常に彼らの友人だ」

　またロジャーズ監督は、新シーズンに向けての決意も口にした。スアレス不在でもチームの成功を確信しているようだ。

「我々は未来に向けて集中している。昨シーズンに築いた成績を礎に、さらなる努力を続けていく」

「さらに良いチームへと改善していく。来たる新シーズンに向けて、あらゆる面でチームがより強化されると確信している。国内で、そして、世界で最も大きなチャンピオンズリーグで」

「この大きなクラブの歴史が物語っているのは、どんな選手よりも、リヴァプールの存在のほうが大きいということだ。我々のサポーターは夢を追いかけ、前進する我々の姿を望んでいる。改善と向上を継続し、我々が切望すれば、成功はつかめるのだ」

　リヴァプールは2013－14シーズン、プレミアリーグで勝ち点84を獲得し2位で終わり、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場を決めている。

（記事／超ワールドサッカー）