イングランド代表引退を発表したジェラード [写真]=Getty Images
FA(イングランドサッカー協会)は21日、リヴァプールのMFスティーブン・ジェラードがイングランド代表を引退したと発表した。
FAは公式サイトでジェラードのコメントを伝えている。
「僕はこの国の代表としてプレーすることを常に楽しんでいた。そして、今後イングランドのシャツを着てプレーしないことを決断した今日という日は、自分にとってとても悲しい日になったよ。でも、僕はこれからもFAとの強い結び付きを続け、自分ができる限りのことを手伝っていきたいと思っているんだ」
「(代表を引退するにあたって)まずはじめに、僕のイングランド代表としての壮大な旅をサポートし続けてきた家族や友人に感謝を示したい。それと同時に代表でのキャリアを通じて、一緒に仕事をしてきた全ての監督とFAのスタッフ、もちろん幸運にもイングランド代表としてともにプレーすることができた全てのプレーヤーにも感謝の言葉を贈りたい。とりわけ、ブラジル(ワールドカップ)で期待外れの結果に終わりながらも、サポートを示してくれたサポーターたちには、特別な感謝を示したい」
「また、代表での仕事を引き受けた際に、僕を代表のキャプテンに指名してくれたロイ・ホジソンには本当に感謝しているよ。彼はここ数週間を通じて、本当に自分のことを理解してくれた。そして、僕が最も敬意を抱く人物なんだ」
「今回の決断は自分のキャリアを通じて最も難しい決断のひとつだった。ブラジルから戻ってから本当に苦しんだよ。そして、家族や友人、自分の周りの人とじっくりと話し合ったんだ。最も参考になったのは、ブレンダン・ロジャーズとの会話だったよ。そして、僕はピッチ上で全ての力を出すためには、もっと自分の身体に気を配らなければならないということを理解した。今の高水準のパフォーマンスを継続し、リヴァプールのために全てを捧げるためには、これ(代表引退)が正しい決断だと思ったんだ。また、再びアンフィールドでチャンピオンズリーグの舞台に戻ってこられたことが、今回の決断をする上で重要な要因のひとつとなったんだ」
2000年5月に行われた親善試合のウクライナ戦で代表デビューを果たしたジェラードは、セントラルMFのポジションを主戦場として14年にわたってプレー。通算114試合に出場し、21ゴールを記録した。
114試合という出場数は、1970年から1990年までプレーしたGKピーター・シルトン氏(通算125試合出場)、1996年から2009年までプレーしたデイヴィッド・ベッカム氏(通算115試合出場)に次ぐ、同国史上3位の記録となる。また、ジェラードは38試合でチームの主将を務めた。
ワールドカップでは2002年の日韓大会こそ負傷の影響で出場できなかったものの、その後の3大会でプレー。計12試合に出場し、3ゴールを記録した。先のブラジル・ワールドカップではグループステージの3試合すべてに出場。チームは1分け2敗で決勝トーナメント進出を逃した。
(記事/超ワールドサッカー)
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