勝利にも苦言を呈したファン・ハール監督 [写真]=Man Utd via Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するマンチェスター・Uが、北米で開催されているプレシーズンマッチ「インターナショナル・チャンピオンズカップ」で26日にローマと対戦し、3-2と、1点差での勝利を収めた。試合後のルイス・ファン・ハール監督のコメントを、クラブ公式HPが26日に伝えている。
今シーズンからマンチェスター・Uを率いているファン・ハール新監督は、勝利を飾ったチームにも「良いプレーではなかった」とコメント。開催地のコンディションにも触れつつ、その理由を以下のように話している。
「我々は普段、これほど熱い気候でプレーしていないんだ。高地での空気の薄さも難しいものだったね。今日はうちの優秀なパサーたちでさえ、ミスを犯していたんだから」
さらに、この日5万4000人ものファンが観戦に訪れたことについて、「勝てたことは喜ばしいことだが、我々はもっと良いプレーをファンに披露することができたはずだ」と話し、大勢のファンの前でのプレーに、納得いっていない様子を示した。
マンチェスター・Uは今後、30日に日本代表DF長友佑都が所属するインテルと対戦。その後は8月3日にレアル・マドリードとの対戦が予定されている。