カーディフ、チリ代表MFメデルへのインテル以外のオファーを拒否か

　カーディフは、同クラブに所属するチリ代表MFガリー・メデルへのインテル以外のオファーを拒否したようだ。イタリアメディア『スカイ』が報じている。

　ブラジル・ワールドカップでチリ代表の一員として好パフォーマンスを見せたメデルは、インテルへの移籍が濃厚だと伝えられている。ただ、インテルはメデル獲得のために完全移籍を前提としたレンタルで計800万ポンド（約13億8000万円）の移籍金を用意したと見られるが、カーディフは1100万ポンド（約19億円）以上を要求。移籍金の隔たりでメデルの移籍が成立しない状況となっている。

　この状況下で、前イタリア代表指揮官のチェーザレ・プランデッリ監督が就任したガラタサライや、シンガポールの投資家ピーター・リム氏が買収に乗り出しているバレンシア、さらにハンブルガーSVが、メデル獲得に向けてカーディフにオファーを提示した模様。しかし、同メディアは、カーディフが要求額に見合う移籍金を用意できる上記3クラブのオファーを全て断ったと報じている。

　メデル自身がインテルへの移籍を希望していると見られているため、メデルのイタリア行きはインテルの交渉次第になったと思われる。

（記事／超ワールドサッカー）