名審判ハワード・ウェブ氏が25年のキャリアに終止符「幸運だった」

ハワード・ウェブ

ブラジルW杯のコロンビア対コートジボワール戦で主審を務めたウェブ氏 [写真]=Getty Images

 イングランドのプロ審判協会(PGMOL)は6日、ハワード・ウェブ氏が審判としてのキャリアを終了し、PGMOLのテクニカルディレクターに就任すると発表した。

 1989年に審判員としての活動を始めたウェブ氏は、これまでプレミアリーグで500試合以上を担当。2010年には、チャンピオンズリーグと南アフリカ・ワールドカップの決勝で主審を務めた。43歳で迎えたブラジル・ワールドカップでも、決勝トーナメント1回戦・ブラジル対チリの試合などで笛を吹いている。

 大舞台で国際審判として活躍してきたウェブ氏は「私のキャリアの中で、新たな章に突入することに興奮している」と話すと、「プレミアリーグで10年以上、そしてチャンピオンズリーグやワールドカップの決勝など、様々な主要国際大会に参加することができ幸運だった」とこれまでのキャリアを振り返った。

 さらも「これまでの経験で私が得た知識を伝えることは重要で、これからは審判員たちの技術向上に努めていきたい」と抱負を語っている。

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