マンチェスター・Uの本拠地オールド・トラフォード [写真]=Man Utd via Getty Images
日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・Uが、今シーズンから本拠地オールド・トラフォードに来場するファンに対し、タブレット型端末の持ち込みを禁止するという規則を新たに定めた。11日のイギリス紙『デイリーメール』が報じている。
これはファンがスタジアム内で試合を録画したり、他のファンの視界を阻害することを回避させるためで、マンチェスター・Uはクラブ会員にメールを通じて注意を促した。新たに禁止されたのは15×10cm以上の電子機器で、iPadや携帯型PCなどのタブレット型端末がこれに該当する。
現代のデジタル技術発展により、スタジアム内でコンパクトデジタルカメラや携帯電話などをかざすファンの姿が増加の一途にあるが、今回の禁止物には録画可能なそれらの小型電子機器は含まれていないため、矛盾を指摘する声も上がっている。
スポーツ界では、2010年にアメリカでMLB(メジャー・リーグ・ベースボール)のニューヨーク・ヤンキースが同様にタブレット型端末の持ち込みを禁止したが、ファンからの反対を受けて2年後に解除している。