レアル・マドリード退団が噂されるディ・マリア [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uが大型補強を敢行しようとしているようだ。イギリス『デイリー・メール』は12日、レアル・マドリード所属のアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアとスポルティング・リスボン所属の同代表DFマルコス・ロホ、アヤックス所属のオランダ代表DFダレイ・ブリントの3選手の獲得を狙うマンチェスター・Uが、8000万ポンド(約138億円)を移籍市場に投入する用意があると報じた。
今夏にレアル・マドリード退団が噂されるディ・マリアに関しては、かねてから興味を示していたパリSGが「高額な移籍金」を理由に獲得レースから撤退。マンチェスター・Uがディ・マリア獲得へ向け、ポールポジションに立ったと報じられていた。
そして今回、『デイリー・メール』は、マンチェスター・Uの補強を統括するエド・ウッドワード副会長が12日、レアル・マドリードとセビージャが対戦したUEFAスーパーカップの開催地となったウェールズのカーディフに赴き、ディ・マリア獲得に向けた話し合いを行ったとみられると報じた。伝えられるところによると、レアル・マドリードはディ・マリアの移籍金として5000万ポンド(約86億円)を要求している模様。しかし、マンチェスター・Uはより合理的な価格での獲得を目指しているという。
一方、ロホに関しては、マンチェスター・Uの興味を知った同選手が移籍を希望し、12日に行われたチームの練習参加を拒否したと伝えられている。スポルティング・リスボンは、ロホの放出にあたり、1800万ポンド(約31億円)程度の移籍金をマンチェスター・Uに要求しているとされている。また、マンチェスター・Uからの関心を好意的にとらえていたブリントについては、1500万ポンド(約26億円)程度の移籍金を支払えばアヤックスが放出を許可するとみられている。
(記事/超ワールドサッカー)