プレミアの洗礼を浴びたファン・ハール監督、補強の必要性を訴える

ファン・ハール

初陣で試合状況を見つめるファン・ハール監督 [写真]=Getty Images

 日本代表MF香川真司が所属するマンチェスター・Uは16日、プレミアリーグ開幕戦でスウォンジーに1-2で敗れた。自身のリーグ初陣を白星で飾ることができなかったルイス・ファン・ハール監督は試合後、敗戦に悔しさを滲ませると同時に、補強の可能性を示唆している。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。

 前半に先制を許したマンチェスター・Uは、後半にイングランド代表FWウェイン・ルーニーのゴールで同点に追いつくも、72分にアイスランド代表MFギルフィ・シグルズソンにネットを揺らされて敗戦。試合後、一部の記者から補強の有無について質問されたファン・ハール監督は次のように語った。

「私もそう(獲得が必要だと)思う。試合結果に関わらず、以前から考えていたことだ。アメリカ遠征中も同様の考えが頭の中にはあった。どのポジションを補うべきかを把握している。だが、獲得に至るのは、我々が求める役割を果たせる選手だと確信したときだけだ。静観しなければいけいない。今日の試合は勝つべきものだった」

 また、あと何人の新戦力が欲しいかとの質問に対し、ファン・ハール監督は明確な返答を避けた。

「その件について、あなた方と協議するつもりはない。すまないが、その質問は記者会見で答えるべき内容ではないように思う。それについてはアメリカ滞在中に考えていたが、ここで話すことではない」

 リーグ初戦でプレミアリーグの洗礼浴びたファン・ハール監督率いるマンチェスター・Uは24日、第2節でサンダーランドとのアウェイ戦に臨む。

(記事/超ワールドサッカー)

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