逆転勝利に満足のモウリーニョ監督「アイデアが失われなかった」

モウリーニョ

逆転勝利に満足するモウリーニョ監督 [写真]=Getty Images

 チェルシーは18日、プレミアリーグ開幕節で昇格組のバーンリーと敵地で対戦し、3-1で勝利した。チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、試合後の会見で総括を行った。クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 14分に先制を許したチェルシーだったが、17分にスペイン代表FWジエゴ・コスタの移籍後初ゴールで同点とすると、21分には同MFセスク・ファブレガスのアシストからドイツ代表MFアンドレ・シュールレがネットを揺らして逆転。34分にはセルビア代表DFブラニスラヴ・イヴァノヴィッチの追加点でバーンリーを突き放して3-1で勝利した。

 モウリーニョ監督は逆転勝利を収めた選手たちの戦いぶりに満足感を示している。

「我々は素晴らしい反応を見せた。先に得点を許す展開となったが、落ち込むことはなかった。ここまでのトレーニングでやってきた戦い方を貫くことができ、選手たちの誰もが落ち着いたプレーを見せていた。アイデアが失われることはなかったね。その後の20分では3ゴールを奪うパフォーマンスを見せた。特に2点目は素晴らしいゴールだったよ。本当はPKもあったように思うが、ラインズマンの判定では、そうではないようだ」

 また、モウリーニョ監督は後半の戦いについても言及。選手たちのフィジカルコンディションは、90分を戦える段階になかったことを明かし、不安に思っていたことを打ち明けた。

「後半も試合をコントロールできていた。だが実を言うと、少し恐かった。今の選手たちのフィジカルは90分間を戦える状態にない。その結果、前半よりも攻撃性が失われてしまったのだ。それでもポゼッションを高めて、試合をコントロールすることはできた」

 3ゴールに絡む活躍を見せたセスクに関しては「とても素晴らしいプレーを見せてくれた。彼がマン・オブ・ザ・マッチに選出されたことには納得しているよ。私はスペインでも彼を見ていたから、セスクという選手がどれほどの能力を持っているのか理解している。今日の試合では2つ目のゴールが一番美しいものだった。連動性、パスの質、展開力、意志の疎通。すべてにおいて美しいものだった」と、信頼を寄せていることを明かした。

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