移籍が噂されるマンUのMF香川真司 [写真]=Getty Images
MF香川真司の所属するマンチェスター・Uが、日本代表FW田中順也が所属するスポルティング・リスボンのポルトガル代表MFウィリアム・カルバーリョを獲得するため、香川をトレード要員の候補として挙げていると、28日のイギリス紙『テレグラフ』が報じた。
マンチェスター・Uが放出リストに挙げているのは、メキシコ代表FWハビエル・エルナンデス、イングランド代表FWダニー・ウェルベック、MFトム・クレバリー、ブラジル人MFアンデルソン、香川の5人とされ、現地時間9月1日23時の移籍期限までに放出する意向であるという。
一方、カルバーリョの移籍金は2400万ポンド(約42億円)とみられており、他にもFW宮市亮所属のアーセナルが興味を示しているとされる。このほか、マンチェスター・Uは 補強候補としてユヴェントスのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダル、日本代表MF本田圭佑が所属するミランのオランダ代表MFナイジェル・デ・ヨング、ローマの同国代表MFケビン・ストロートマンといった守備的MFの選手に照準を絞っているという。
カルバーリョはアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアと同じ代理人事務所に所属しており、マンチェスター・Uは今夏すでにスポルティングと、アルゼンチン代表DFマルコス・ロホ(移籍金1600万ポンド=約28億円)とポルトガル代表MFナニ(1年の期限付き)のトレードを実現させている事から、両クラブ間での交渉が継続中であるとも同紙は報じている。