マンUを指揮するファン・ハール監督 [写真]=Man Utd via Getty Images
マンチェスター・Uのルイス・ファン・ハール監督が、試合前夜のチームミーティングで選手たちから携帯電話を試合後まで没収するという規律を敷いている事が明らかとなった。3日のイギリス紙『デイリーメール』などが報じた。
今シーズンから就任したファン・ハール監督はチームに新たな規律を敷いているとされ、その中の一つに、試合前夜から試合が終わるまで携帯電話を没収するというルールがあるとされる。この携帯電話没収はアレックス・ファーガソン監督体制でも行われていたことで、試合前日のチーム情報漏えいを防止する意図があるとされる。
一方、ファン・ハール監督は試合日の朝にチーム全員で食事する事を義務付けているが、これに遅れた選手は試合に帯同できず、食事中に許される話題はサッカーのみとされる。オランダのサッカー解説者マールテン・メイヤー氏が書いたファン・ハール監督の自伝「ザ・アイロン・チューリップ」では、同監督がアヤックス時代、朝食に1分遅刻した選手に罰金を科し、2度目は2倍の罰金を科したというエピソードを綴っている。
ファン・ハール体制に変わってから、チームのキャリントン練習場には総額50万ポンド(約8700万円)相当の分析用ビデオカメラも設置されたが、規律同様に未だ結果に反映されておらず。チームは開幕から公式戦4戦連続未勝利となっている。