アーセナルからオランダ・エールディヴィジのトゥウェンテへ1 年間のレンタルで移籍したFW宮市亮が4日、入団会見に出席した。宮市のコメントをクラブ公式HPで伝えている。
2011年に所属したフェイエノールト時代以来の復帰となったオランダについて宮市は「僕にとってトゥウェンテはいいステップになる。ここに来れたことを嬉しく思う。オランダには沢山のいい思い出があるからね」と当時の活躍を懐かしんだ。
度重なる負傷により、なかなか出場機会に恵まれなかったこの4年間について「4年前に比べると、僕はより成熟したんだ。アーセナルで得た経験は役に立つはずだよ。けがに悩まされたけど、精神的に強くなれたし、人間的にも成長できた。チームの為に100パーセントを尽くすことを約束するよ」と経験をチームに還元することを約束した。
今シーズンの目標について問われると「アシストとゴールを沢山決めることだよ」と活躍を誓った。
チームを率いるアルフレッド・スロイデル監督は「我々はリョウが今シーズンこのチームの為にプレーしてくれることを喜んでいるよ。彼はチームの質を飛躍的に上げてくれるだろう。左サイドだけでなく右サイドでもプレーできるし、一対一に強くて、その状況を簡単に作り出せる」と宮市に期待を寄せた。
なお宮市は労働許可がまだ下りていないため、13日に行われるゴーアヘッド・イーグルス戦に出場できるかは未定である。