年齢詐称疑惑が浮上したマンチェスター・Uのファルカオ [写真]=Getty Images
移籍期限最終日の9月1日深夜、ラダメル・ファルカオが、モナコからマンチェスター・Uに移籍することが決まった。コロンビア代表のエースは1986年2月10日生まれの28歳。まさに“働き盛り”での移籍だが、そんな彼の年齢詐称疑惑が英国メディアを騒がせている。
過去にも話題になったこの騒動。ファルカオは1999年、コロンビア2部のクラブで13歳199日にしてデビューを飾った。2年後にアルゼンチンのリーベル・プレートに引き抜かれるが、初めて年齢詐称疑惑が持ちあがったのはそのリーベル時代だった。彼は2005年のU-20ワールドカップに出場しているが、この大会に出るために年齢を偽ったのではないかというのが、疑惑の発端だ。
実際、彼が子供の頃に通っていたコロンビアの母校からは「1984年生まれ」だという資料が流出したが、彼の家族は「1986年生まれ」であるという出生証明書を母国のメディアに公開し、疑惑に対してノーを突きつけていた。
ちなみに、ファルカオは幼少期に野球が盛んなベネズエラで5年ほど暮らし、当時は「野球選手になる可能性もあった」そうだが、この辺りの“引っ越し歴”も年齢を巡る混乱を招いた一因かもしれない。
今夏のプレミアリーグ参戦を受け、このネタを引っ張りだしてきたのはイギリス紙『ザ・サン』だった。同紙は、モナコからの移籍が1年間のローン契約になったのは、マンチェスター・Uがこの疑惑を懸念したからではないかと報じた。
しかし、クラブはこの報道に素早く反応。関係者は「噂は知っていたが、我々はまったく気にしていなかった」とコメントを出している。いわく、クラブは疑惑について移籍期限最終日にしっかり確認を取り、「1986年2月10日生まれ」と記されたパスポートの提示を受け、「30歳」ではなく正真正銘「28歳」のファルカオと契約したということだ。
なお、今回の交渉においてクラブが懸念していたのは、年齢ではなく、今年1月に重傷を負い、ワールドカップ欠場を余儀なくされた膝の状態だった。
だが、彼はモナコで今季リーグ・アン開幕から3試合に出場して2ゴールを挙げており、マンチェスター・Uのメディカルチェックも無事にパスすることができたため、この夏最後の超大型移籍が実現することになったという。
(記事/Footmedia)
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